ユニバーサルな小物1

先日、友人が妙に粋な細めのベルトをカットソーの上からしていた。

グリーンのグラデュエーションに丸みを帯びたそのベルトの正体を確かめるべく近くに寄ってよーく見てみると、、、なんと帯締めではないか。

「ちょっと、あんたこれ帯締め?」とびっくり仰天した私が問いただすと、「そう!いつもしてるの。自分のサイズに合わせて結べるし、ギュッときつめに結べば、腰痛持ちの私にはちょっとしたコルセット代わりになって楽なのよ。」だそうだ。

帯締めは和装の時するものと決めてかかっていた私は、彼女の発想の自由さに度肝を抜かれた。

確かに帯締めも今は色々なデザインがあって、普段着る機会の少ない着物に限定するのはあまりにももったいない。

しかもいうなれば単なる紐なのだから、初めから穴の数が決まっているベルトと違い、どんなサイズのウエストにも対応可である。

しかも結び方を工夫したり、帯どめをしたりすれば、それはそれは色々な変化を楽しめる。

ということは帯どめも、ブローチや髪飾りなんかで代用できるってことか。

ふむふむ、どうやらこれはかなりユニバーサルな小物だぞ。

和と洋のコラボレーションも実に絶妙である。

早速家に帰って、箪笥の奥から成人式に使ったピンクの帯締めを取り出し、ジーンズのベルト代わりに締めてみた。

それが意外や意外、なんともしっくりとくるではないか。

ちょっと脇に寄せて結んだり、端を長く垂らしてみたり。

こんなユニバーサルな小物、箪笥の奥に埋もれさせておくのはもったいない。

ぜひぜひワンピースやパンツやニットと組み合わせて、日の目を見せてあげようではないか。